これまた新聞紙面に特集記事が書かれていた。
石川遼プロに関する内容だ。想像通りだった
、今季の不調の理由は明らかだ
。
最近の石川遼プロが、以前と比べて身体が大きくなっていることを、夏前から親父に良く話していた。特に、大胸筋、上腕2トウ筋がそうだ。
記事によると、筋トレの成果でベンチプレスも100kg上げられる位の筋力がついた。そして、体脂肪も1けた台に!。
細マッチョ
彼は、飛距離の追及で筋トレをしていることでしょう。現に、ヘッドスピードが上がることは間違いない!。でも、これが根本的に間違っている!。
何故言い切れるか?
私も当初、更なる飛距離を求めて筋トレに励んだことがあった。当時、ヘッドスピードは54m/s以上を常にだし、キャリーで300yrdを超えていた。でも、それでも満足がいかず、筋トレに励んだのだが・・・・
ベンチプレスは石川プロに遠く及ばないが、体脂肪は1ケタ台、今より体は大きくなり、パワーが増し、単純にヘッドスピードは上がった。でも・・・
胸の筋肉、腕の筋肉がスイングの軌道を邪魔する。今までスムーズに振れていた事が出来なくなっていた。
当然だった!
なぜなら、ゴルフのスイングにベンチプレスの動きなんて入っていないからだ。当然、必要のない場所に必要以上の筋肉がつけばスイングを邪魔する。素人ならば多少の軌道ミスなんて問題ない。しかし、日本のトッププロともなれば、そのわずかなズレが命取りに!
私が体験して感じた必要な筋肉は、腕ならば『総側手根屈筋』、『総指伸筋』要するに握力をつけること、そして、背中全体の筋力アップ、大臀筋、大腿4頭筋、これはスキーで鍛えた。この場所を鍛えてもスイングの邪魔にはならなく、下半身安定が増すことで方向性が良くなった。
いずれにしても、大胸筋などはこれらを鍛えた際の副産物程度で十分なのだ。
私は当時握力70kgを超えていた。きっと今の石川プロもそうだろう。しかし、今の彼より筋力がなくとも飛距離はあった。なぜ?
飛ばすコツ!
言葉では上手く伝えられないコツ。でも、これなのです。
なんて偉そうに言っていますが、こんな事石川遼プロはわかっているんですね~(聞いた訳ではないのですが)。そこが若くして日本のトッププロという訳です。
今の成長し続ける体に合わせてスイングの軌道を修正中。まだまだ模索中でしょうが、肉体改造がなされ、スイングがその身体に合わせられれば、今まで以上のパフォーマンスを魅せることができるでしょう。
良く考えている!。
ただ、肉体改造をした事で怪我を誘発することがある、その確率が高くなることだけは十分に理解、注意して頂きたい!。どんなに優秀でも怪我には勝てませんよ!絶対に!
こちらの記事も良ければ
→石川遼プロ20歳の特番を観て
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