TPP反対派のコメントを受けてのコメント
Toru Sakai さんコメントありがとうございます。今回は少し長くなるので記事にてコメントします。
『米韓FTAの惨状を見て、まだTPP賛成なんて、たわけた寝言をいっているのですか?』
との事ですが、FTAの惨状とは?というよりも、FTAは実際まだ何も起こっていないでしょう?
先日の議場での乱闘・混乱はFTAの結果ではない。それ以前の問題。
toruさんもよく理解していないようですから再度言いますが、私はtppに断固賛成なのではない。
もっと議論をつくすべきだと思っている。
そもそも、私の周り親戚含め知人には多くの農業関係者がいる。農業における『本当の現実』も肌で感じている。
例えば、一番問題なのが後継者問題。toruさん、TPPに参加する事によってこの問題が加速すると?。実際は参加しなくとも一緒なのですよ。みんなそこに苦悩しているのです。こんなに苦労する農業を選ぶよりもサラリーマンや公務員に・・・これが農家の子に対する親心なのです。
もし、TPPなど新たな試みで、農業に活気が出て、食料自給率が上がれば何か変化が起こるかもしれない?
多分こんな簡単な見解は全ての有識者がわかっていることでしょう。でも、確かにデメリットもあるはず。
tppでの損得は全ての業種で考えられること。農業も同じ、ただ、今の現状は悪い話しだけしかしていない。
中野氏のように知識がふんだんなひとならば、それも知っているのでは?
tppも交渉に参加するという前提でまだ内容すらも決まっていない。だからもっと議論すべき。なのに、tv局の策略にまんまとはまりあの発言。ただ知識のない者達をあおりたて混乱を招くだけ。
これが問題だといっているのです
今回の私の記事も
『多面的に物事を見定めることが出来る人ならば』
読んでもらえれば『意図』がわかるはず。
あれは全て私の発言じゃないのですよ。彼の言った言葉を引用しているのです。お分かりですか?意図を?
多分、このブログをみてくださっている方々の多くは
『こいつ何かたくらんでいるな?』
と思っていることでしょう。まさしくその通り。
私は、正直彼には腹なんて立てていないのです。
困ったものだ
その程度なのですよ。彼が未熟者だといったことも、彼は農業に従事していないのです。経験していないのです。たとえば、1年やったらいいのかというとそうではない、10年のスパンを観ないと本当の事なんてわかってこないのですよ。泥まみれにならなきゃ農家の現実なんてわからないのですよ
Toruさんは農家ですか?社会人ですか?学生ですか?
先にも言いましたが、多面的に物事を観ることができれば、理解しようとすれば意図に気がつくでしょう。
人の振り観てわが身を!
いずれにせよ、有識者達のtppの論点とは違う意見だけが目立つ、自分達の不利益になることばかりをぶつけ合う非建設的な話しをする事よりも、知識があるならばそれをもっと有効に使う手段を選択して欲しい。
会社でもそうでしょう、例えば、部下や後輩がミスをしたとき、貴方はそれを責めるだけ?
違いますよね?。まず、取引先に迷惑をかけぬよう万全な対策をとる。その後で、このミスが何故起きたのか?このミスを今後起こさないようにするにはどうしたらよいか?。検討していくものでは?
例えば、これから新規で取引先を開拓しようとしたとき、その会議のなかで失敗する事だけを話し合いますか?良い事ばかりを話し合いますか?違いますね。
話し合いと言うのはそういうことでしょう?
TPPに断固反対を掲げる人たちはみなこういう建設的なことが出来ていないのです。反対は結構です重要なことです。でも、その反対の人たちも、もっと賛成者の意見も考慮するべきでしょう。
陳腐だの普通の頭を持った人ならばなどと言っているよりも、今のご自身はどうなのだろうか?
正直、私が期待したのは学生のコメントでした。それも反対派の。社会経験の無い学生が、どういった反応をしてくるのかと。お二人の反応も正直想像通りでした。そして、残念ながらスパム、広告のコメントと残念なものばかり。ま、こんなブログじゃしょうがないか(笑)
再度言いますが、この問題は本当に重要な案件です。もっと十分に議論されるべきです。ただ、一部の有識者がマスコミの術中にはまり軽はずみな言動をすることは避けてもらいたい。ただ混乱を招くだけ。
結論はでることの無い話し合いでしょうが、最終的に
想定外
などと言うことがないように政府には対応をしてもらいたい。
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